【Question】
ポケット加工時の粗加工、中仕上げ加工を高速化したい
ポケット加工は削り出し量が多いため、粗加工・中仕上げ加工時間の短縮を図ることが、不可欠になります。そのためには、どのような加工方法を採用し、どのような工具を使用すればよいのでしょうか?
【Answer】
ラジアスエンドミルによる高速ミーリング
粗加工・中仕上げ加工を高速化するために下記の方法では解決に繋がりません。
・ラフィングエンドミル等による加工では送り速度を上げられないため、加工能率が落ちてしまいます。
・ボールエンドミルによる加工では、ピックフィードを大きく取れないため、高能率化には限界があります。
ポケット形状の粗加工・中仕上げは、高送りラジアスエンドミルによる高速ミーリングが、切削時間の短縮と工具寿命の面で、大きな効果が期待できます。
高速ミーリングは、切込み量を少なく抑え、切削速度(工具回転数)と送り速度を高めた切削条件が特徴です。NCプログラムの送り速度指令値に近い実送り速度を実現するには、ジグザグ工具軌跡、および繰り広げ切削(螺旋形状の工具軌跡)などが有利です。
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